前歯矯正は、多くの方にとって手軽に理想の笑顔を手に入れる方法として注目されています。
その中でも、インビザラインGOは、部分矯正を希望する方にとって有力な選択肢となっています。
この記事では、インビザラインGOの特徴や、前歯矯正が可能な場合とそうでない場合のポイントについて詳しく解説します。
目次
■インビザラインGOとは
◎短期間で効果を実感
インビザラインGOは、主に前歯から第二小臼歯までの部分矯正に特化した矯正方法です。
従来のインビザライン治療と比べて、軽い症例であれば短期間で結果を得られる点が特徴です。
通常のインビザラインでは全体的な矯正に時間がかかりますが、インビザラインGOでは、限られた範囲に焦点を当てることで、約3ヵ月~6ヵ月という短期間での矯正が可能です。
これにより、早く結果を求める方に適しています。
◎目立たない透明なマウスピース
インビザラインGOも、従来のインビザラインと同様に、透明なマウスピースを使用します。
このマウスピースは非常に薄く目立たないため、矯正中であっても自信を持って笑顔を保つことができます。
また、取り外しが可能なため、食事や歯みがきも従来通り行うことができ、日常生活に影響を与えません。
◎カスタマイズされた治療計画
インビザラインは、患者さま一人ひとりの歯並びに合わせてカスタマイズされたマウスピースを使用します。
最先端のデジタル技術で、3Dスキャンによる精密なデータでマウスピースが製作され、効果的に矯正が進められます。
また、治療の進行状況を動画で確認できるため、患者さま自身もどのように歯が動いているかを視覚的に確認することができ、モチベーションの維持にもつながります。
■インビザラインGOで矯正が可能なケース
◎軽度の不正咬合
インビザラインGOは、軽度の不正咬合に適しています。
前歯の隙間や、わずかな歯の傾きなど、比較的軽い症例に対して効果を発揮します。
これにより、短期間で改善できるため、コストも抑えることができ、手軽に矯正を始められるのがメリットです。
◎前歯のみに問題がある場合
全体の歯並びではなく前歯だけが気になる方にとって、インビザラインGOは理想的な選択肢です。
例えば笑ったときに目立つ前歯が少しずれている、あるいは少しだけ内側に入り込んでいる場合など、部分的に矯正が可能なため、必要以上に大掛かりな治療を行うことなく、見た目の改善が期待できます。
これにより、他の歯に負担をかけずに、効率的に気になる部分を治療することができます。
■インビザラインGOで矯正が難しいケース
◎重度の不正咬合
重度の不正咬合や、全体的な歯列の問題がある場合、インビザラインGOだけでは十分な治療効果が得られないことがあります。
第二小臼歯より奥の歯に問題があるケースでは、通常のインビザラインやワイヤー矯正など、全体矯正が必要となる場合があります。
◎歯の移動が大きく必要な場合
前歯だけに問題があるように見えても、抜歯や大幅な歯の移動が必要で、奥歯を動かす必要がある場合は、インビザラインGOでは対応しきれないため、通常のインビザラインを選択する必要があります。
【前歯の軽い矯正にはインビザラインGO】
インビザラインGOは、前歯の部分矯正に特化した効果的な治療法です。
短期間で目立たずに矯正が行える点や、軽度の不正咬合に適している点が大きな魅力です。
しかし、重度の不正咬合や奥歯の噛み合わせに問題がある場合には、部分矯正だけでは不十分なこともあります。
自身の歯並びに合った治療法を選ぶためには、歯科医師との相談が欠かせません。
前歯矯正に興味がある方は、一度当院にご相談ください。